世界の若者を育て、日本の技術を未来へ。
技能実習制度は“人づくり”のための制度です。
外国人技能実習制度は、民間の企業や諸団体が外国人を受け入れて、日本の進んだ技術・技能・知識を習得した後技術を等を母国に持ち帰り、母国の産業振興の担い手となる人材の育成に協力しようとするものであり、発展途上国等の経済社会の発展に寄与する「人づくり」を通じた国際貢献です。
日本では1980年代末、少子高齢化の進展、ボーダーレス社会の出現、高度情報化の進展等により、外国人労働者問題にどう対応するかという問題が政治、経済、社会等の場で大いに議論されました。その結果、日本国政府は1990年に従来の実習制度を改正し、日本が技術移転により開発途上国における人材育成に貢献することを目指し、より幅広い分野における実習生受入れを可能とする途を開きました。

制度の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度目的 | 技能・技術の移転を通じた国際貢献 |
| 管理機関 | 法務省・厚生労働省・OTIT(外国人技能実習機構) |
| 対象国 | 主にアジア各国(インドネシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナムなど) |
| 実習期間 | 最長5年(※技能評価試験合格により、3号まで継続可能。) ・技能実習1号(1年目):日本の生活・文化・職場環境に慣れる基礎実習 ・技能実習2号(2〜3年目):習得した技能の定着と応用実習 ・技能実習3号(4〜5年目):指導的立場として技能を指導・維持 |
| 在留資格 | 技能実習(1号・2号・3号) |
| 対応職種 | 農業・林業関係 耕種農業 畜産農業 建設関係 さく井 建築板金 冷凍空気調和機器施工 建築大工 型枠施工 鉄筋施工 とび 石材施工 タイル張り 左官 配管 内装仕上げ施工 サッシ施工 防水施工 コンクリート圧送施工 表装 建設機械施工 機械・金属関係 機械加工 金属プレス加工 めっき 機械検査 機械保全 金属熱処理業 その他 プラスチック成形 塗装 溶接 工業包装 移行対象職種一覧 |
制度の仕組み
「送り出す」ではなく、「育てて、支える」仕組み
様々な組織が関わりあって成り立っている外国人技能実習制度ですが、そのなかで我々グローバルアルファ協同組合は「送り出し企業(学校)」「送り出し機関」「監理団体」の三つの組織を同じグルーブでなすことで一気通貫型の淀みないサービスを展開しております。

※外国人技能実習機構:外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(平成28年法律第89号)に基づく法務省及び厚生労働省が所管する認可法人です。

